秋田再発見プロジェクト


平成が終わるまえに今一度、戦後の秋田の変化、昭和の暮らしの記憶を辿ってみませんか。

本年度の本庫HonCoでは、

”「秋田のレガシーは何でそれをどう活かしていくか」を考える”

”暮らしの中にある、或いはあったものごとの意味を問い直す”をテーマに事業を開催しました。

 


平成30年8月27日(月)と9月24日(月)に本庫HonCo館内で、

「本の力ワークショップ~秋田再発見プロジェクト~戦後の昭和を振り返る」と題し、戦後秋田史を語りあいました。年表をもとに、参加者の記憶をたどると、意外な情景・発見が浮かんできました。


平成30年10月27日(土)、秋田県生涯学習センターにて

午後2時から秋田再発見プロジェクト ~秋田の昭和を読み解く~ を開催いたしました。

第1部は県外で活躍する秋田出身の橋本五郎氏のご講演を、つづく第2部では、昭和から現在に至るまでの秋田の移り変わりを知る佐々木 久春氏(秋田大学  名誉教授)、秋田の地域文化活性化活動にご尽力されている鐙 啓記 氏(あきた地域資源ネットワーク専務理事)のお二方にもご登壇していただき、秋田にある大切なこと、継承したいことについてお話ししていただきました。当日は、100名近くの方にご参加いただきました。

また当日の講演とアンケート結果をふまえ、パート2を12月24日に開催しました。

この会が、昭和、現在、そして未来を考えるひとつのきっかけとなれればと願っております。



平成31年3月11日(月)と3月18日(月)に、本庫HonCo館内で開催いたしました。

『秋田魁新報』(明治7年創刊)という地方新聞を刊行する秋田魁新聞社が、終戦から5年間刊行し ていた総合文化雑誌が『月刊さきがけ』です。
戦後秋田の文化高揚を目指したこの雑誌から、戦後の秋田の原点を見出してみました。秋田再発見プロジェクトと名づけ、通年で開催してきた本事業の到達点ともいえる、充実した内容となりました。
秋田風土文学会の協力を得て、精度の高い考察を行う機会を得ることが出来ました。年度に縛られず時間をかけていきたいテーマでもあり、別の機会を用意を検討中です。